マルちゃん やきそば弁当 クリームソース風の外観&特徴
北海道限定で販売されているカップ焼きそば、やきそば弁当から「クリームソース風」をレビューする。
「やきそば弁当」は北海道民なら知らない人はいないソウルフード。カップラーメンなのに「弁当」というネーミングもさることながら、本来捨ててしまうはずの戻し湯でスープが出来てしまうという日清やエースコックもびっくりなギミックを持つご当地カップ焼きそば。
その「やきそば弁当」は定期的に変わり種を販売しているが、今回レビューするのは2021年11月8日に発売となった「クリームソース風」と「ミートソース風」の2種類からクリームパスタのようなカップ焼きそば。
パッケージ外観からして焼きそばとはかけ離れた洋風の出で立ちをする「クリームソース風」。いつものソース焼きそばなら「中華スープ」が付くところ、今回は「オニオンスープ」とやはりこれも洋風をかなり意識している。
カロリーは1食120gあたり574kcal。添付のオニオンスープ込みのカロリーで、カップ焼きそばとしては平均的な値。炭水化物は67.1gとほぼ麺だけのカップ焼きそばなのでやはり多め。その他カルシウムは228mg入っている。
原材料名できになるのは卵白、食塩、精製ラード、植物油脂あたり。クリームソースなので卵を使うはずだから、卵白が入っているのは納得の内容。
マルちゃん やきそば弁当 クリームソース風を開封&お湯を投入
外装フィルムを剥がし、フタを開けると液体ソースが1つ、いつものスープとふりかけが一体になった粉末袋が1つ。本体の方は少し太めの麺が入っているだけでキャベツとか謎肉とかソース焼きそばの時に見られたかやく類は一切なかった。
液体ソースはいつものソースと比べるとかなりドロッとしており、例えるならあんかけ焼きそばのときと同等のとろみ感。油も入っていて、コクがありそうだ。
添付のスープはオニオンスープ。本来3分後にお湯は捨ててしまうところ、こうやって再利用することで簡単にスープが完成する。
マルちゃん やきそば弁当 クリームソース風を実食
添付のオニオンスープと一緒に付いていた青のりをふりかけて実食。
食べてみると口に運んだ瞬間、クリームソースの味わいが口いっぱいに広がり、やさしくマイルドでクリーミー。ニュースリリースにはバターやチーズ、野菜の旨みと書かれていたが、喉奥に感じるコクはそれらだと思う。どちらかというと焼きそばというよりパスタに近く、「クリームソース風」というパッケージというネーミングがうなずける味である。
若干しょっぱいような感じもしたが、オニオンスープがそれを中和するので問題なし。そのオニオンスープは玉ねぎの香りと旨味がほのかに美味しい洋風のスープとなっていて、これ単体でも十分美味しかった。全体的みて変わり種であるがかなり美味しかった。
普段のソース焼きそばでも、醤油でも塩でもたらこ味やあんかけでもない、「クリームソース」という新ジャンルの焼きそば。多分他のメーカーではほとんど見たことがないが、意外と美味しい。
マルちゃん やきそば弁当 クリームソース風の総評&おすすめ度 ★★★★☆
やきそば弁当の「クリームソース風」は、クリームパスタのようなクリーミーな味わいとお手軽なコンソメスープが楽しめるカップ焼きそばであった。
普段のソース味や醤油味などオーソドックスな味に飽きてしまった人、クリームパスタ好きの人にぜひともオススメしたいカップ焼きそばで、これがご当地商品というのが少々もったいない気もする商品。若干しょっぱすぎる感じもしたので星は一つ減らして4つ星とした。
なお、北海道以外ではネット通販でも販売されているようなので、気に方はお試し頂きたい。
マルちゃん やきそば弁当 クリームソース風の購入情報
価格 税抜99円
内容量 120g(めん90g)
購入先 DZマート
コメント