ごつ盛り ちゃんぽんの外観&特徴
マルちゃんのごつ盛りシリーズから、「ちゃんぽん」をレビューする。
ごつ盛りシリーズの中では比較的、新参者の「ちゃんぽん」。発売日は2016年10月で、2019年4月に一度リニューアルされている。
ごつ盛りシリーズは定期的に新商品が発売されるものの、その後ラインナップとして残るのは限られている。このちゃんぽんは発売からかなり年数が経ち、かつリニューアルもされていることから人気商品か、あるいは一定の販売数があるものと思う。
ちゃんぽんをカップラーメン麺にした商品はあまり数が無く、その中でも実売100円前後で売られている大盛りカップラーメンとなれば、ライバルはあまり居ないはず。そういった需要もあると思われる。
ただし、ごつ盛りシリーズのちゃんぽんなので、麺主体で具は少ないと推測できるがこのあたりのバランスがきになるところ。
原材料名では油揚げめんのほか、魚介エキス、チキンエキス、ラード、ポークエキス、キャベツ、コーン、かに風かまぼこ、きくらげなどちゃんぽんらしい具材が並ぶ。
カロリーは1食114gあたり489kcalと意外と少なめ。たんぱく質は9.8g、脂質は20.3g。炭水化物は多めの66.8g。
パッケージ側面には「食べごたえのある もっちりとした太麺」と書かれており、いつものごつ盛りの細い油揚げめんとは違う麺でこれは期待ができる。
ごつ盛り ちゃんぽんを開封&お湯を投入
パッケージを開けるとかやく、後入れの粉末スープ、液体スープが入っており、本体にはいつもとは違う太さの油揚げめんとコーンが気持ち程度入っている。
ちゃんぽんにしてはちょっと細めの麺だが、いつものごつ盛りらしくない太さの麺で、ここは新鮮。
特にごつ盛りシリーズは味は違えど常に同じ種類の油揚げめんを使ってきた。だが、ちゃんぽんではその掟を破るかのごとくちゃんぽん専用麺を使用。これは期待できるか?
ちなみにこの太さの麺のため、待ち時間は5分。いつもの3分ではない点に注意。いつものごつ盛りとは異なるうどんのような太麺なので、5分要する。
ごつ盛り ちゃんぽんを実食
さて実食。まずはその麺を食べてみる。明らかにいつもの細い油揚げめんとは違う太い麺。
ただし冷凍食品とかにあるような本格的なちゃんぽんとは異なり、ごつ盛りの麺のイメージに近く、ちょっと細めなちゃんぽんの麺となっている。
そしていつもは感じないモチモチした食感もあり、このごつ盛りちゃんぽんの特徴の一つといえそうだ。
スープはちゃんぽん特有の豚骨のような味に魚介が合わさってマイルド系。ごつ盛りの「コク豚骨」に近いが、日清食品のシーフードヌードルのような魚介の味を感じるためまた違ったスープを味わえる。
この美味しい麺にマイルドな味の組み合わせは、実売100円前後の価格を考えるとかなり美味しいと思う。
具材はきくらげ、キャベツ、カニカマ、コーン小さく刻まれ申し訳ない程度に入っている。スープや麺にマッチして問題なく美味しいが、具材そのものが少ないのはごつ盛り共通の特徴。あくまで麺がメインいったところ。
冷蔵庫にカニかまぼこがあるのなら追加で入れると美味しいかも。
ごつ盛り ちゃんぽんの総評&おすすめ度 ★★★★☆
ごつ盛りのちゃんぽんは、もっちりとしたちょっと太めの麺を主体に美味しいスープを堪能するといういつものごつ盛りらしいちゃんぽんとなっていた。
醤油や味噌、とんこつなどいつもの味に飽きたらぜひこのちゃんぽんを試してみてほしい。寒い時期にはかなり美味しく、そして麺もいつもと違って美味しい。
この完成度で100円前後で販売されていることを考えると、ラインナップから消えずに残り続けているのも納得の内容だ。
特にこの手の低価格系大盛りカップラーメンの中でライバルが似たような商品を出していないことを考えると、まるちゃんのパッケージングや構成、企画力にコスト計算などかなりのものを感じる。
もしかしたらごつ盛りシリーズの中でもかなりのデキではないか。
その点も考慮して星4つとした。やはり具材が少ないのが難点で、本場のちゃんぽんはたっぷり具材を楽しめる麺類だから、そこをマイナス要因とした(※もちろん、実売価格を考えるとそれを求めるのは少し酷ではあるが…)。
ちなみにお店によっては取り扱いがない場合もあり、入手性が悪いのがちょっと難点。もしちゃんぽんを売っている店を見つけたら、特に秋冬の寒い時期にお試しいただきたい。
具材が少ないものの、お手軽にちゃんぽんをお腹いっぱい堪能できることを約束する。
ごつ盛り ちゃんぽんの購入情報
価格 税抜89円
内容量 114g(めん90g)
購入先 DZマート
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