おそば屋さんの鴨だしそばの外観&特徴
マルちゃんの即席カップそばから「おそば屋さんの鴨だしそば」をレビューする。
「おそば屋さんの鴨だしそば」は、マルちゃんの「赤いきつね」や「緑のたぬき」シリーズの一つで、いつ頃発売されたかは不明だが、少なくとも5年前には登場しており、かつ数回に渡ってリニューアルされている。
直近では2020年10月に「炭火焼仕立てのあごだしうどん」の新発売と同じくしてリニューアルされた。
マルちゃんの和風カップ麺シリーズも含め、新商品として投入された後、売れ行き次第で残るか消えるかが決まる傾向にあるが、この「鴨だしそば」はラインナップとして残り続けているロングセラー商品。その数回に渡るリニューアルからも人気ということがうかがえる。
また、ライバルの日清どん兵衛シリーズからもかなり似た商品、「鴨の脂の旨みがきいた鴨だしそば」が発売されており、即席カップ麺で「赤いきつねVSどん兵衛うどん」、「緑のたぬきVSどん兵衛そば」のライバル関係のように、鴨だしそばでも「おそば屋さんの鴨だしそばVS 鴨の脂の旨みがきいた鴨だしそば 」という直接対決的な構図が生まれている。
マルちゃんの和風カップ麺で「たぬきそば」が緑、「きつねうどん」が赤のパッケージカラーだったが、「鴨だしそば」は茶色を使用。ライバルの日清食品の「鴨の脂の旨みがきいた鴨だしそば」とほぼ同じ茶色でガチンコ勝負である。
さて戻ってレビューへ。原材料名には油揚げめんのほか、そば粉、トトロ芋、魚介エキス、鴨エキス、鴨油などが並ぶ。
カロリーは1食98gあたり384kcal。天ぷらが入る緑のたぬきよりはカロリーは低め。
おそば屋さんの鴨だしそばを開封&お湯を投入
フタを開けるとかやくと液体スープの2袋が入っており、本体には油揚げめんと小さなかまぼこが入っていた。
おそば屋さんの鴨だしそばを実食
3分後、液体スープを入れていざ実食。まず、液体スープを入れると鴨だしそば特有の香ばしい食欲をそそる匂いがし、かなり期待感をそそられる。天ぷらそばやきつねうどんにはない魅力のひとつ。
スープはコクのありそうな油が浮いており、口に入れると鴨とく特有のコクや香ばしさが口に広がる。やはりたぬきそばやきつねうどんの鰹節のダシとは大きくことなる。とても美味だ。これだけでご飯がすすむ君状態。ただし濃さは結構あり、しょっぱいと思う人も多いかも。
麺の方はいつもの緑のたぬきのそばとまったく同じに感じた。原材料にもあったとろろ芋が練り込まれた麺でモチモチした感じもする。
具材は大きく刻まれたネギ、肉団子のような肉、かまぼこの3種類。この肉は鶏肉を使った肉団子なので鴨肉ではないのだが、日清の謎肉のような美味しさがあり、それが美味しい鴨だしスープを吸っているのでさらに美味しい。
残念なことに1食あたり3~4個ぐらいしか入っていないので、そのお楽しみタイムはすぐに終了してしまう…まぁ値段を考えればそれが妥当なところで全体的にはバランスは取れていると思う
おそば屋さんの鴨だしそばの総評&オススメ度 ★★★★★
マルちゃんの「おそば屋さんの鴨だしそば」は緑のたぬきや赤いきつねのシリーズの中にありながら、これら2つとは全く異なる鴨だしが効いた美味しいスープに、魅力的な鶏の肉団子、安定のそば麺などバランスの取れたカップそばとなっている。
多分ハマる人にはハマる美味しさで、天ぷらや油揚げこそ入っていながそれを補う鴨だしスープが魅力的なカップそばだった。その点を加味して星5つの満点とする。
安いところなら100円前後で入手可能な価格帯も魅力的なカップそばである。
おそば屋さんの鴨だしそばは まずいのか? うまいのか?
ネット検索していると、その検索候補に「マルちゃん 鴨だしそば まずい」とかはたまたその逆の「マルちゃん 鴨だしそば うまい」という対極のキーワードが出てくる。
これは検索しているひとが「まずい」のか「うまい」のかかなり気になって調べてる人が多い証拠でもある。
まずいと低評価している人は、出汁となったカップ麺の鴨だし特有の匂いやスープの油感などが苦手なようで、「炭火焼き臭さ」と表現していた。個人的には全然気にならなかったのだが、一定数苦手な人が居るようでこれが「まずい」につながっている。
日清の「 鴨の脂の旨みがきいた鴨だしそば 」では確かにそういう特有の匂いがしなかったので、日清を選んでおいたほうが無難なのかもしれない。
逆にこれが気にならない人は「おいしい」と評価している傾向が強かった。この点は好き好きである。
おそば屋さんの鴨だしそばの購入情報
価格 税抜99円
内容量 98g(めん65g)
購入先 DZマート
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