【ロコ・ソラーレ監修 甘い炭火ダレ風】やきそば弁当 北見焼肉味 北海道限定

カップ焼きそば
焼きそば弁当 北見焼肉味のパッケージ
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焼きそば弁当 北見焼肉味とは?

東洋水産でお馴染みマルちゃんから新発売された「焼きそば弁当 北見焼肉味」をレビューする。

焼きそば弁当は北海道限定で販売されている即席のカップ焼きそば。今から30年以上も前に北海道で登場し、道民に根強い人気を誇る商品。

カップラーメン大手の「日清・UFOやきそば」よりも「マルちゃん・焼きそば弁当」の方が売れ、日清が北海道限定の対抗品を出すほどの熱い戦いが繰り広げられていた。

その焼きそば弁当は基本のソース味のほか、「たらこ味」、「ちょい辛」、「スープカレー味」などバリエーションも豊富。そして入れ替わりで変わった新商品が投入されるなどおもしろカップ焼きそばでもある。

かつては「ミートソース風」や「クリームソース風」など奇抜な商品もあったが、2023年2月6日発売の新商品はなんと「北見焼肉味」という変化球のような商品。

しかもカーリング女子代表のロコ・ソラーレ監修というコラボ商品。どんな味なのかかなり期待が膨らむ。

なお、同時発売の新商品として「シーフード味」も発売されている。シーフード味のレビューはこちらから。

北見といえば焼肉の街

北海道には「札幌味噌」、「旭川醤油」、「函館塩」の3大ラーメンや、「美唄焼き鳥」、「小樽あんかけ焼きそば」など、その地域で有名なグルメがあるが、北見といえば焼肉。

北見市は人口あたりの焼肉店が北海道で一番多い街で、人口約12万人に対し焼肉店が約60店舗もある。飲食店といえば焼肉が多く、逆にラーメン店はかなり少ない。

その昔、国鉄北見駅の裏にと畜場があり新鮮な肉が身近にあったことから焼肉を好む要因となったとされていいる。

さらに1950年代に韓国出身の人が捨てられていたホルモンを勿体ないと、ホルモンを出す焼肉店をスタートさせ、これが定着し豚ホルモンと牛サガリ(ハラミ)が北見焼肉として一般的となったようだ。

今回の焼きそば弁当はその北見焼肉を取り入れた新商品となっている。

焼きそば弁当 北見焼肉味の外観

では戻って北見焼肉味の外観を見る。赤いパッケージにカーリングの白いレーンと的、ロコ・ソラーレメンバーが笑顔で並ぶ写真がとても印象的。

ロコ・ソラーレがある常呂町は以前は独立した町だったがかつての平成の大合併で北見市に編入。現在は北見市常呂町となっている。

その北見をイメージした焼肉味とロコ・ソラーレとのコラボレーションにより焼きそば弁当史上、華やかなパッケージとなっている。

公式ページよれば、北見焼肉味の特徴は以下の通り

めん

なめらかで弾力がある丸刃で切った太めの麺

ソース

たまねぎやにんにく、りんご果汁をベースに、しっかりと生姜を利かせた、フルーティーなまろやかさがクセになる、醤油だれ風のソース。

具材

粒状大豆たん白、ねぎ。白胡椒といりごまのふりかけ、中華スープ(ねぎ入り)つき。

https://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2023/01/post_20210656.html

側面の様子。北見焼肉味という感じがシブいけど主張感もある。赤の外観にカーリングの的がかなり個性的なパッケージ。

カロリーは116gあたり466kcalと意外と少なめ。タンパク質が10.1g、脂質は17.5g、炭水化物が67.0g、食塩相当量が5.6g、ビタミンB1が0.59mg、ビタミンB2が0.37mg、カルシウムは209mg。

原材料名でソースに注目したいが、中身は砂糖、しょうゆ、豚脂、野菜エキス、香辛料、たん白加水分解物、発酵調味料、りんご果汁、ポークエキス、食塩、植物油、香味油脂となっている。

このほかふりかけには粒状大豆、たん白、ねぎ、ごま、香辛料とある。

焼きそば弁当 北見焼肉味を開封

それではパッケージを破り中を確認する。外装フィルムをとるといつもの焼きそば弁当で、蓋と湯切りが一体型のパッケージ。

開けると油揚げ麺、液体ソース、かやく、中華スープ+かやくの小袋が入っていた。

めんはソース焼きそばよりも少し太いタイプ。

かやくは大きめに切ったネギと肉のような破片が確認できる。

ただし、パッケージに「かやくに肉は使用しておりません」となっているので、肉風の何かだと思う。

付属のスープはスタンダードな中華スープ。ソースは液体タイプ。

中華スープは共通品のようだ。

焼きそば弁当 北見焼肉味をつくる

お湯を入れて3分後、液体ソースを混ぜる。液体ソースはかなりドロッとしており、醤油系のかおりのほか、炭火のような匂いも立ち込める。油分もありコクもありそう。かなり食欲をそそる匂いでこれは期待ができる。

焼きそば弁当 北見焼肉味を実食

では実際に食べてみる。匂いから醤油系で、焼肉のタレ風なイメージがしたがベースは醤油。ただしかなり甘い。甘さの中にフルーティな感じもあり、かなり特徴的。焼肉のタレ感がかなりある。

甘さとしてはベーシックな「やきそば弁当ソース味」は結構甘めの味付けだが、この北見焼肉味はそれ以上に甘い。

例えるなら焼肉きんぐの甘ダレに近い。これに不思議と炭火のような匂いが加わって甘ダレの焼肉を食べているような雰囲気になる。腹ペコのひとはこれをオカズにオンザライスすると、焼肉ご飯を味わえそうな雰囲気。

また、ふりかけも少し変わっていて、いつもの青のりとは異なり胡麻や香味料が入っていてまるで「焼肉に塩コショウしたような」香味付を演出。これも香ばしくて美味しかった。

かやくは長ネギと肉のような具材。ネギはこの甘ダレ風のタレに良く合い美味しい。肉のような何かは大豆を使った肉風の具材で、肉っぽくなっていた。

カップ焼きそばとしては結構攻めた味付けだけど、甘いので子供からお年寄りまで食べやすい味付け。ソース味はいつも通りのスタンダードで美味しいが、こういう変化球も悪くない。

中華スープはいつもどおりの美味しさで、箸休めや喉越しにちょうどいい存在。自分は最後まで美味しく食べれた。

焼きそば弁当 北見焼肉味 総評&オススメ度★★★★☆

焼きそば弁当の北見焼肉味は、焼肉の甘タレをイメージした醤油系やきそばに大きめのネギ、謎肉、太めの麺など、焼肉感が感じられるカップ焼きそばだった。

少し甘めがキツイので、甘いのが苦手な人は少し辛いが焼肉をイメージしつつ食べやすい味付けとなっている。ただしこのあたりを考慮して星は4つとする。

残念なことに全国販売でなく、北海道限定販売だがそのうちAmazonや楽天あたりもで買えるようになると思う。

ただ、可能であれば今後の北海道旅行の際に現地スーパーなどで買ってみるのも旅行気分が味わえていいと思う。北海道のスーパーやセイコーマートでも買えると思う。

加えてロコ・ソラーレの笑顔が可愛らしいパッケージはお土産としても喜ばれると思う。

なお、北見焼肉味はメルカリ転売も見受けられ本来の価格よりもかなり高い値段の場合もある。なるだけ正規ルートでを買うことをオススメしたい。

焼きそば弁当 北見焼肉味の購入情報

価格 税抜き119円

購入先 DZマート

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